実施日時2019年7月14日(日)
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参加者:谷口、麻田の2名です。
当日は朝10時前に南海河内長野駅で麻田氏の乗車してきた列車で合流。
そのまま乗車して、隣の三日市町で下車しました。
そこから徒歩で線路伝いに南下。
三日市町と美加の台の中間辺りの踏切から分岐する旧線を歩きました。
旧線は大半が歩行者、自転車専用道として整備されていて、歩きやすい反面鉄道遺構のような物は全くなく、
元線路跡と言われなければ全く分からない様な感じでした。
新線は美加の台を出てすぐにトンネルに突っ込むのですが、旧線は天見川沿いに山を迂回して
千早口側のトンネルの出口付近で新線と合流します。
そこから旧線は現行線路と同じ場所を走り(旧線に線増という形で複線化)千早口に到着します。
千早口を出るとやはりトンネルを迂回して天見川沿いに天見に向かいます。
天見から先も同じようにトンネルを迂回して天見トンネル手前まで進み、そこで新線と合流となります。
今回のはこの地点まで廃線跡探訪を行いました。
線路があったときはそうではなかったのでしょうが、今はうっそうと茂った木々が遊歩道に被さってきていて、
森林浴も楽しめます。
また辺りは民家が点在する山間部といった感じの吉野の山奥然とした風景で、とても大阪府下とは思えませんでした。
旧線はこの先、林間田園都市付近では国道371号線(バイパス?)用地として使用され、今は見る影もないとのことです。
あとは御幸辻−橋本間に旧線跡が残っているようですが、天見トンネル手前まで廃線跡探訪をした時点で
降雨がひどくなってきたので、今回の廃線跡探訪はここで切り上げて、天見駅の駅名標をバックに記念撮影を行い、
13時前の列車で帰路につきました。